就職面接の目的の1つは、面接官に自分をアピールすることです。
「自分には吃音があります」と面接官にただ伝えるだけでは、やはりいい印象ではないと考えます。
≪これまでの人生で、自分の吃音についてどのように感じ、どのように向き合ってきたか、どのようなことを学んだか≫
を面接官に伝えることが大事で、これはあなただけの自己PRになります。
就職面接でひどく吃っていた学生の例:
「わたしはこのように吃音があります。時々苦労しましたから、これまで人一倍コミュニケーションの大切さについて考える機会がありました。その経験を仕事でいかしていきたいです。」
どーもわーくスタッフの例:
「わたしは、吃音で人前で話すことを避けてきました。大学生になり、このままでは社会に出るときに不安だと思い、自ら人前で話すことが多いイベント運営のサークルに入りました。初めは人前でたくさん吃り、失敗もしましたが、場数を踏んだことで自分に自信がつき、今では人前で話すことが好きになりました。わたしは、御社に入社してからも、今後立ちはだかるであろう壁に、自分なりの解決方法を考えて乗り越えることができると思います」
上記のように自分の経験を振り返り、具体的に文章にまとめて整理してみましょう。
吃音から得た学びを強みにして、就職活動に活かしてみてはいかがでしょうか。
どーもわーくでは、企業により良い自己PRをする方法を一緒に考えます。支援をご希望の場合は、info@domo-work.comに自己PR添削と題をつけてご相談下さい。
参考文献:自分で試す吃音の発声・発音練習帳/安田菜穂・吉澤健太郎 著
0コメント